国会の農林水産大臣の答弁

12月18日の国会 衆議院農林水産委員会

やはた愛議員と江藤農林水産大臣のやりとり


なんかXで「農林水産大臣が国民は輸入したものが食べたい」という切り取り部分が出回っていたので、ファクトチェックしました。


確かにその発言はありましたが、その前後をみると農林水産大臣らしいもっともは発言でした。

ざっくり


やはた「大臣の所信で中国への農産物の輸出解禁の早期実現、日本産牛肉の輸出の再開・精米の輸出拡大と言われていたが、大臣の意見か?(※やはた氏は輸入と言っているが内容的に輸出の話と思われる)


大臣「農林水産物は最終的には売らなきゃ金になりませんので」

「14億人の人口があり、日本産に高い関心を持っている・日本産が安いと偽物と思うらしい、そういう方々(超富裕層)がいる中国のマーケットになんとしてもアクセスしたい」


★中国に限らず出口が大事


やはた「輸出拡大よりも国内需要があるものをしっかり生産して、日本国民の食糧は国内で賄い食料自給率を高めていくべきではないか」


「農林水産の補正予算8678億円で当初予算2兆2676億円とあわせて総額3兆1364億円、ちなみに1993年は5兆1929億円だったけど、予算足りてるか?」


★国内には433万ヘクタールの農地がある


大臣「残念ながら農地えおフル活用して食料自給率が低いですけれども、国民の皆さん方は輸入したものが食べたいんですよ。国産のものだけを食べていれば満足されるわけではありません。であれば今の38%という食料自給率を考えると下手ににするとこれからの高齢化人口減少を考えると生産過剰になる可能性もある。」

「今の国内生産量でいくと出口がなくなる(余剰)可能性がある。だったら外に売っていくしかない」

「食糧安全保障を考えた場合農地である生産基盤を守ることが一番大事。そして担い手を守ることが大事。農地を守る上でその農地が輸出向けでも国内向けでも農地として再生産されていくことが安全保障の基本としてつながっていく」

「予算は足りてるとは思わない」



西田農園(おはたま本舗)

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