おはようございます。
今回の移転は土地建物の権利の他に農地の権利の移動もあります。
土地建物の購入は完了しましたが、農地の購入は農地法に従い実際に農業に従事する人でないと購入できません。
所有者との取引に関する交渉は済んでいるのですが、私が農業する者として農業委員会で認められてようやく権利の移動が認可されます。
ですので権利を所有する農地でどのような作物を作るのか、「営農計画書」を作って農業委員会に提出・面談することが必要です。
先週の8日に三木市の農業委員会にて面談がありました。三木市との交渉は行政書士の仕事ですので行政書士がやってくれていて、面談も同席しました。行政書士は学生時代の同級生。
三木市の職員2名と農業委員会1名の3名の方との面談でした。
農地の購入に関する経緯と営農計画書の内容に関する話合いで1時間ほど。
農地は古民家からすぐなのですが、5か所2000㎡という広さです。
2000㎡=20a=約2反
農地法3条によると
許可基準
次の要件すべてを満たす必要があります。
〇 全部効率利用要件 農業に供すべき農地の全てを効率的に利用すること
〇労働力や通作距離、耕作機械の保有状況等から総合的に判断します。
つまり2000㎡全面を使用することが前提になります。
営農計画書では半分程度の使用で申請してましたので練り直し。
「2000㎡で畑となれば相当広いですよ」
と委員会の方に言われました。
正直そこまで広さわかってなかったです。ってか農地は雑草が生い茂っていてしっかり確認できてません。
5か所のウチ1か所(800㎡)はどなたかが米を作っていました。所有者の知り合いが作っていたよう既に私に譲ることを知らせてます。
黒い屋根が弊社。右側の白い突起は神社の鳥居。
農地5か所の残りの4か所は雑草。
道が狭く車が入れない。
どないすんねん
って話ですが、農業委員会の方に「黒枝豆はどうですか」とすすめられました。
丹波黒豆は兵庫の特産品でもあり収益も高いそうです。
これなら広い面積の作付けができそう。
委員会の方に教えてもらった経営試算シュミレーション
いずれにせよこの広さですとトラクターが必要とのこと。
15年近く耕作放棄してた農地の草を刈ってトラクターで雑草の根を掘り起こして除去しないと使えないかもだそう。
ちょうど今黒枝豆の出荷シーズンで、丹波黒豆の生産者に会ってるので色々相談して指導してもらうことにします。
あとは何をどれだけ作るか、改めて営農計画書を作り直します。
西田農園(旧おはたま本舗)
農家さんのお野菜や自分で育てたハーブ・野菜などを扱っております。
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